それ、うまいのか?

... 記憶の残滓

ホタルイカと春菊の和風ジェノベーゼ

昨年に作った大葉を使ったジェノベーゼ風のが、とても良い感じだったので、今回は春菊を使っての和風ジェノベーゼのパスタ
参考にさせてもらったのは、ツジメシのこちら

作り方

  1. 春菊の葉をむしって、みじん切りにし、オリーブオイルと水を加えて、よく混ぜる
  2. 春菊の茎は、斜めに薄切りにする(春菊ペーストに入れない)
  3. ホタルイカの眼、嘴、中骨を取る
  4. にんにくと唐辛子をオリーブオイルで熱し、春菊の茎をざっと炒めて、茹で汁を入れて火を止める
  5. パスタの茹であがりに合わせてフライパンに火を点け、ホタルイカを軽く温める
  6. 茹であがったパスタと春菊ペーストをフライパンに入れてぐるぐる混ぜ、塩・こしょうで味を調整する

塩・こしょうは、パスタに塩味が付いているので、ひとつまみ、ふたつまみ程度で良い。

春菊ペーストの分量は、ふたり分で、

  • 春菊 … 五本
  • オリーブオイル … 大さじ1
  • 水 … 大さじ1

これで 100cc くらいのペーストになる。

所感

春菊も大葉に負けず劣らず、とても美味しい。
市販のジェノベーゼペーストに比べると、オリーブオイルの量がかなり少ない( \frac{1}{5}\frac{1}{6} くらい)のであっさりと食べられる。
もの足りなければ、和えるときに足せば良いのだし。
塩・こしょうはペーストに入れずに、パスタと和えるときに調整したけれど、ペーストの段階で味を付けておけば、魚のソテーなんかにも合いそう。

次への課題

今回は、ほぼ完璧。

実は、鰤の切り身のソテーとも合わせてみたのだけれど、こっちが今一つな感じだった。
鰤が油っぽいので、ソースに勝っちゃうんだな。
鱈や鯛、鰆なんかの方が合うと思う。
でも、近くのスーパーに美味しそうなのが売ってて、買う気になる値段かどうかというのが問題なんだよなあ。



もうひとつの完成系

筍と豚バラを使ったもの。
筍は柔らかい穂先を使い、下味は、敢えてつけない。
その代わり、豚バラには、下味を塩、胡椒で、やや強めにつける。
春菊のペーストは、気持ち少なめ。
春菊の茎と葉の一部は、最後にパスタをぐるぐるするときにフライパンに投入。

唐辛子は、ほんの少しだけ多めにすると、大人の味になる。