それ、うまいのか?

... 記憶の残滓

七味唐辛子

七味唐辛子は、六味や八味ではなく、なぜ「七」なんでしょうか?

ググってみたら、同じような文章があちこちにあるのね。
これがオリジナルかなあ。
http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~maruho/2-3sitimi.htm

 日本での七味唐辛子のルーツは1625年(寛永2年)、初代からしや徳右衛門という人が江戸、薬研堀(やげんぼり)で売り出したことから始まります。
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当時、漢方薬を食に利用できないかと考案されたのが七味唐辛子です。この最も古い歴史を持つ『やげん堀唐辛子本舗』(以下『やげん堀』と略します)の七味唐辛子は「生の赤唐辛子」、「煎った赤唐辛子」、「粉山椒(こなさんしょう)」、「黒胡麻」、「芥子の実」、「麻の実」、「陳皮」の七種類の薬味が入っています。
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 江戸庶民の間で人気になった『やげん堀』の七味唐辛子はしだいに東京(江戸)から関西(京都、大阪)へと広がり、やがて長野の善光寺と京都の清水寺の参道に、その土地の食文化に適した独自の七味唐辛子を売る店が現れました。それが『八幡屋礒五郎(やはたやいそごろう)』(長野)と『七味家(しちみや)本舗』(京都)の2軒の七味唐辛子屋さんです。

本家だ、元祖だ、とか張り合ってるのかと思ったら、そういうのではないみたい。

強いて言えば、これか。

七味家はこの伏見ものを仕入れ、粉にしてサービスしていましたが、
いつ、唐がらし粉に山椒や胡麻、麻の実などを加えて
七味唐がらしを創案したのかははっきりしておりません。


【日本三大七味唐辛子の中身】
やげん堀(江戸) 赤唐辛子(生) 赤唐辛子(焙煎) 粉山椒 胡麻 陳皮 けしの実 麻の実
八幡屋磯五郎(長野) 赤唐辛子(乾燥) 生姜 粉山椒 胡麻 陳皮 青紫蘇 麻の実
七味家本舗(京都) 赤唐辛子(乾燥) 青海苔 粉山椒 胡麻 胡麻 紫蘇 麻の実


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