それ、うまいのか?

... 記憶の残滓

性懲りもなく、ソースの自動生成だと…



ソースコードの自動生成って、昔っからあるけど、自動生成したコードだけでは、

  • もとになる設計書を書き込んでない
  • 設計書の入力で、やりたいことが実現できない
  • パフォーマンスが出ない
  • 生成されたコードにバグがあるけど、自動生成ツールの修正を待てない
みたいなことが、必ずあって、結局、自動生成したコードを直接触っちゃうんだよなあ。
で、生成したコードを設計書に逆変換ができない(どうせ、できないはず)から、自動生成された見ずらいコードを保守する羽目になって、トータルでは生産性はあまりよくならないんだよね。

ああ、50% を自動生成して、生産性の向上は 20% って書いてあるから、一応、信用できる記事ではあるのかな。
で、保守フェーズまで含めると、生産性は却って下がる、と。

せっかく、seasar2 とか使ってるんだから、きちんと設計された DI の実装や Action の基底クラスを作って、部品化するほうが開発効率は上がるんだけどな。

それか、バッサリと割り切って「使い捨てをする」という選択をする場所を作って、そこで使うかな。
現実には、「きったねぇソースで、よく動いてるな、こんなの」みたいなのは、世の中にごまんとあるのだし、そういうソースの方が、絶対量としては多いんだろうな、とは思う。


そういえば、最近「CASEツール」って聞かないな。
Xenlon で、そういう表現を使ってないのは、「そういう昔があったことを知らない」のか、「CASEツールっていうと、昔の失敗を繰り返すようで、敢えて嫌った」のか…